はじめに
やりたい事があっても、なかなか行動出来ないことがあると思います。原因は、個人の性格や環境に原因があると考えがちです。しかし、主な原因は脳の仕組みにあります。自分は行動出来ない人間だと、悲観する事はありません。しっかり脳の仕組みを理解すれば、直ぐにでも行動に移す事が出来ます。
脳は行動しない理由を生み出す
脳は、チャレンジに対して、行動しない理由を生み出します。結果、気付いた時には、チャンスを失う結果となります。
脳はサボりたがり屋
基本的に人の脳は、サボりたがり屋です。何か、やりたい事を見つけても、やらない理由を永遠と生み出します。これは、誰しも経験があると思います。
好きな子に告白しようとする時、頭の中に告白を阻止するための考えが、無数に浮かぶと思います。「振られたらどうしよう」、「好きな人がいたらどうしよう」、「つり合ってないんじゃないか」考え出したら止まらないと思います。
気付けばチャンスを失っている
脳は、何か大きな決断をする時に、何かと理由をつけます。結果として、決断を後回しにします。そして、気づけばチャンスを失い、行動しないまま終わります。好きな子を別の男に取られてしまいます。
行動と脳の仕組み
考え始めれば左脳が働く
行動しない理由を作り出しているのは、左脳です。左脳は論理的思考を司ります。人が物事を考えはじめた時、左脳が働いています。
ここで大切な事は、左脳は絶対に結論を出さないと言う事です。考えれば考えるほど、いいアイディアが浮かぶと、考えている人がいると思います。決してそんな事はありません。
それは真逆です。考える時間が長いほど、ネガティブな事しか思い浮かびません。思考のループに入った時、もう行動する事は出来ません。行動しない理由をいくつも並べ、自分を納得させるだけです。
右脳の直感力に従う
直感は驚くほど正しい。そう感じた事はありませんか。試験を受けた時、選択問題で、初めに選んだ答えが正解だった。そんな経験があると思います。悩んだ末に、答えを変更して、「どうして変えちゃったんだろう」と後悔しますよね。
はじめに感じる直感力が、右脳の働きです。右脳は直感的に物事を判断します。右脳の直感的判断は、殆どの場合に正しいです。右脳は、無意識に思考を行なっています。無意識のうちに、意識に上がってこない、膨大な数の思考をしています。
無意識で思考をこなす右脳の直感的な判断は正しいのです。アイディアは、ふと浮かぶ事があります。トイレの中や散歩中など、関係の無い時こそ、良いアイディアが浮かびます。これは、無意識のうちに、右脳が思考を巡らせている為です。
右脳と左脳のかけっこ
では、行動を起こすためには、どうすれば良いのでしょうか。結論から言えば、直感が働いた時、すぐに行動を事です。何かを始める時、最適なタイミングは、それは思いついたときです。
「思い立ったら、すぐ行動」は、脳の仕組みからしても、理にかなっています。説明してきた通り、直感は正しいです。何かをしようと思い立つ事自体が直感です。
問題は、思い立った後です。直感の後にやってくるのが、論理的思考です。思考を始めれば、結論は必ず「やらない」です。直感に、思考が追いついた時点で、殆どの人は行動できません。行動を起こすためには、思考が働く前に、動き出しましょう。
不安になる事はありません。先ほどから説明してきた通り、直感は驚くほど正しいです。無謀の様に見えて、無謀ではありません。無意識に、あなたの脳が考え抜いた結論です。恐れずに、すぐ行動に移しましょう。
まとめ
- 脳は、サボりたがり屋
- 考えはじめたら、もう行動できない
- 直感は驚くほど正しい
- 思いたったら、直ぐ行動
脳はサボりたがり屋です。論理的な思考が、正しいと思いがちですが、間違いです。考え抜いた末に、「行動する」という答えは出ません。行動を起こしたければ、思いたった時に、直ぐ動き始めなければいけません。直感は驚くほど正しいです。無鉄砲のようで、不安になるかもしれません。しかし、直感は、無意識下で脳が考え抜いた結論です。自分を信じて、行動を起こしましょう。
コメント