話のつまらなさは、強制にある。
話のつまらない人には、決まった特徴があります。それは、話を相手に強制する人です。相手に対して、自分の価値観を押し付けます。それだけでなく、話のつまらない人は周りをみていません。自分の話が、どう思われているかを、気にしていないからです。
相手の反応を見ずに、自分が思う面白い話をするので、聞いている方は、非常に迷惑します。それでいて、相手に自分の話を「つまらない」「意味がわからない」と否定されると、怒り出します。自分が面白い話をしていると、思い込んでいるからです。
会話は、相手がいるからこそ成り立ちます。話を強制している人は、それを理解できていません。自分から気付くまでは、本人に何を言っても無駄でしょう。注意をしたところで、相手は聞く耳を持ちません。自分が傷つくだけです。そういう人とは、出来るだけ距離を取ることが最善です。
「話がつまらない人」の特徴
「話のつまらない人」は、話の中で相手に「強制」をします。以下が「強制」する人に共通する、3つの特徴です。
- 同じ話を何度も繰り返す。
- 同じギャグを何度もやる。
- 人の話を遮る。
同じ話を何度も繰り返す
「話のつまらない人」は同じ話を何度も繰り返します。飲み会の席でそんな人に出会った事はありませんか?昔の話などを、何度も話す人がいます。もちろん、2回目ぐらいなら、「前に話したのを忘れたのかな?」くらいで済むと思います。
しかし、3回、4回と会うたびに、同じ話を繰り返すようであれば確信犯です。確信犯はは、「自分の話はとても面白い」「自分が話をすれば盛り上がる」と考えています。
話す相手に対して、自分の価値観を押し付けているわけです。価値観の押し付けで、何度も同じ話を繰り返します。
同じギャグを何度もやる。
「話のつまらない人」は、同じギャグを繰り返します。これも「強制」の一種です。笑いのセンスを相手に押し付けています。同じギャグを何度もやる人のタチの悪さは、同じ話を繰り返す人を凌ぎます。
何と言っても、同じ飲みの席でも、雑談の時でも、短いスパンで繰り返します。同じ話なら、「今日も言ってるな」くらいで、不快に思うのは、多くても1日一回程度ですが、「ギャグ」に関しては、1日に何度も続けます。
「自分のギャグがウケている」「みんなが求めている」と勘違いをしています。「ギャグ」をする事に意味を見出しており、相手の反応を見ていません。
人の話を遮る
「話のつまらない人」は、人の話を遮ります。人が話していても、自分が前に出てきてしまうからです。結果、人の話を遮り何度も同じ話を繰り返したり、ギャグを言ったりします。
自分が話をしている時に、話を遮ってまで、何度も聞いた自慢話をされたらどう思いますか?誰もが、嫌な気持ちになると思います。普通の感覚であれば、周りの人達の空気感を感じ取って、話を遮るような事はしません。
今までの特徴と共通しているのは、周りを見ていない事です。「話のつまらない人」は、周りの反応や意見を気にしません。自分の感覚だけで、話を進めるため、話はつまらなくなります。
まとめ
- 話のつまらない人は、「強制」をする
- 価値観を押し付ける
- 相手の反応を全く見ていない
- 自分の事しか考えていない
話のつまらない人は、なんでも相手に「強制」します。自分が思う、面白いことや凄い事を、相手に強制的に押し付けます。それは価値観の押し付けです。タチの悪い所は、それを良いことだと思い込んでいる所です。
結局、話している相手や場の空気感を見ていないので、フィードバックをしていません。「自分の話は面白くないのかな」とか「少し空気が悪くなったな」など、反応を見なければ、相手が面白いと思う話はできません。会話の中では、相手に対しての気配りが最も大切です。
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