はじめに
記憶の種類は大きく分けて、短期記憶と長期記憶の2種類に分けられます。人間はじめに感覚などから覚えた記憶を短期記憶とし、短期記憶の中から重要なものを長期記憶とします。例えば、昨日の晩御飯とか少し前に会った人の顔などは、短期記憶です。短期記憶ができなくなると新しいことを覚えることが難しくなります。認知症やアルツハイマー病は短期記憶ができなくなることから始まります。
自分がどれだけ短期記憶が出来ているかチェックしましょう。記憶のメカニズムに関しては、こちらを参照してください。
MEMORY QUIZ
アルツハイマー病研究予防財団(ARPF)のWEBサイトでは、アルツハイマー病に掛かっている可能性がある人に向けて、医師に相談すべきかどうかをチェックするためのクイズがあります。こちらのクイズは、自分の短期記憶をチェックするためにも役立ちます。自分の現状を知るために、一度やってみてください。
以下の15の質問がいくつ当てはまるかによって、認知レベルがわかります。
- 時々、今日が何曜日かわからなくなる。
- 探し物をしてる時、何を探しているか忘れることがある。
- 家族や友人に忘れっぽくなったと言われることがある。
- 時々友達の名前を忘れる。
- 2桁の数字を書き留めないと覚えられない。
- 約束したことを忘れてしまい、約束を破ってしまうことが多々ある。
- めったに元気にならない。
- 以前できていたちょっとした問題に動揺してしまう。
- 一時間集中力を維持するのが難しい。
- 鍵を置いた場所を忘れてしまい、そこに置いた記憶がないこともよくある。
- 同じことを繰り返し言ってしまう。
- 以前来たことがある場所で迷ってしまう。
- 時々何をしようとしているか忘れてしまう。
- 精神的に元気になるために、カフェインに頼ってしまう。
- 以前より物事を学ぶのに時間がかかる。
0〜4
全く問題ありません。
5〜8
脳は正常に機能しています。健康的な食事法などで認知レベルを高められるそうです。5~8レベルではまだ、医者に相談する事は必要なく、普段から記憶力を使うよう意識するぐらいで大丈夫なのでしょう。
9〜12
脳は危険な状態にあります。ARPFでは、食事法を見直したり、薬を飲むことを推奨していますが、医者に相談するのが最良の判断だと思います。脳の萎縮は信仰を遅らせることは可能なので、専門家の意見を聞くべきでしょう。
12〜15
医者に診てもらうべきレベルです。正直1つ前の段階でも医者に見せるべき段階と感じるので、早急に行動するべきです。病院に行きましょう。
食物やビタミン、ハーブなどで脳に栄養を補給することやエクササイズをすること、そして薬を飲むことで記憶喪失や記憶の流失は止めることはできます。
こう記載されているので、まだ諦める段階ではないので、諦めずに治療を進めてください。
短期記憶力チェッカー
こちらのサイトは、ゲーム感覚で短期記憶をチェックできるので、興味がある人はやってみて下さい。トレーニングにもなるので、短期記憶に不安のある方は、たまにやってみるといいかもしれません。
まとめ
短期記憶は、人間の記憶にとってとても大切です。短期記憶の力が向上すれば長期記憶も付随して良くなるので、記憶力を上げたい人は鍛えてみてもいいかもしれません。
記憶を失ってしまうのは、本人にとっても周りの人にとっても、とても辛いことです。自分はまだ大丈夫だろうと思っている人でも、自分の現状を知る意味で、定期的に自分の短期記憶をチェックしてみて下さい。
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