瞑想のやり方にも種類がある。8種類の瞑想を紹介

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はじめに

近年瞑想という言葉を聞くことが多くなっていると思います。瞑想は現代では、科学的に効果が証明されており、主にストレス対策などに効果的と言われ注目されています。

瞑想の種類は、細かく分類すれば世界に100近い種類が存在します。元々は宗教的修行といった側面が強かったため、宗教と結びついているものも数あります。

今回は、8種類の代表する瞑想方法をピックアップしました。目的や効果はそれぞれ違うため自分にあった瞑想方法を探してみてください。

慈悲の瞑想(Loving-kindness meditation)

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目的

自らが敵対する事やストレスを含めてた全ての事柄に、愛と慈しみを持つことを培う。

概要

落ち着ける体制で深呼吸をしながら、世界に対して愛と優しさを持ったメッセージを発信し続ける。自らが、愛と慈しみを真に感じることができるまで何度も繰り返す。自分の中を愛と思いやりで満たすことを意識する。

効果

慈悲の瞑想を続けることで、自己肯定感を抱くことができる。うつ病や不安神経症、ストレスの軽減に効果がある

また、怒り、欲求不満、恨み、対人関係の悩みを抱えている人にも助けとなる。

ボディースキャン瞑想(Body scan or progressive relaxation)

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目的

リラックスと平穏な心を持つこと。

概要

体の隅々まで意識を巡らし、体の緊張に気づくことで、緊張からの緩和を促し解放します。解放された時、体の中に波を感じるような意識をします。自分の体の上を漂い緊張を緩和します。体をメンテナンスする効果があります。

発祥は現代で、ヨガの世界ではヨガニドラと言われるリラクゼーションです。

効果

体全体をリラックスさせます。疲れや体の張りなどに悩まされている人に効果があります。体に慢性的な痛みを感じる人の場合痛みを和らげます。体をリラックスさせるので、睡眠導入の効果もあります。

マインドフルネス瞑想(Mindfulness meditation)オススメ

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目的

自分の意識に焦点を当てることで、自分の意識を観測する。

概要

マインドフルネスを体験する時は、意味や価値観をつけずに自分の意識に集中し、感じ取る事が大切です。過去の出来事や未来への不安などから解放されるために今に意識を集中します。

効果

不安、鬱、強迫観念、不眠などのあらゆるストレスに効果的です。また、マインドフルネスの実践は、脳の最適化が行われます。学習能力、記憶力の向上につながります。他にも睡眠や痛みの緩和など幅広い効果が見込まれます。

瞑想の中では、有名で多くの効果が見込まれることもあるので、取り敢えず瞑想をやってみたい方や初心者の方はおすすめです。

「マインドフルネス瞑想」初心者が知っておくべき基本と実践方法
マインドフルネス瞑想についての基本的な知識、初心者向けの実践方法を紹介します。マインドフルネス瞑想は、ストレスの解消、睡眠障害の解消などセラピーとしての役割があります。また、学習能力や記憶力など頭がよくなる要素もあります。ビジネスの分野でも注目されているマインドフルネス瞑想を実践する価値はあると思います。

超越瞑想(Transcendental Meditation)

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目的

現在の存在状態を超越またはそれ以上を目指す。悟りの状態。

概要

超越瞑想は精神的な瞑想の一種です。宗教的な意味合いを含み、神とのつながりを求める事もあります。超越瞑想を行う時は、座禅を組みマントラを唱えます。

個人で行うには、難しい瞑想です。しっかりとした指導者の元に修行を受ける必要があります。

 マントラ(मन्त्र Mantra)は、サンスクリットで、本来的には「文字」「言葉」を意味する。真言と漢訳され、大乗仏教、特に密教では仏に対する讃歌や祈りを象徴的に表現した短い言葉を指す。                             出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 

効果

精神的な経験をしたい人。スピリチュアルに興味がある人にオススメです。修行的意味合いもあり、効果は未知数です。科学的根拠を求めるのが難しい瞑想です。

クンダリニーヨガ(Kundalini yoga)

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目的

体のメンテナンス。リラックス。

概要

体を動かす瞑想の一種です。瞑想全体的に共通する呼吸と動きそしてマントラを合わせます。ヨガの一種なので、ポーズやマントラは決まったものがあり、自宅でも行うことができるので、エクササイズ感覚で実践できる瞑想です。

効果

体力の向上、痛みの緩和に効果があります。不安やストレスにも効果があり、精神健康上の問題にも効果があります。

座禅(Zen meditation)

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目的

心を落ち着かせ、自分の意識に注意を傾ける。

概要

仏教の修行の一貫でも行われます。内容は、マインドフルネスに近く、何も考えずに意識に注意を傾ける点では、ほとんど同じです。

ただ、修行の一貫をであるために、マインドフルネスほど手軽に行うことができない点が大きく違います。日常的に行えるのがマインドフルネス腰を据えて行うのが座禅といったところでしょうか。

効果

精神面での成長。新たな自分を模索する。原理的にマインドフルネスと同様なため、同じ効果が見込まれる。

気功(Qi Gon)

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目的

生命エレルギーを蓄える

概要

気功は中国発祥でとても有名だと思います。呼吸法と運動を組み合わせた広い意味での瞑想方法の一種であり、気功の型は無数にあり、様々な方法が存在します。

効果

現代では主に健康のため行われています。武術の訓練としても親しまれています。

 

愛の瞑想(Heart Rhythm Meditation)

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目的

自分を浄化し、至高の存在との神秘的一致。

概要

スーフィズムの一種で、イスラム教系の瞑想です。チャクラやマントラなどスピリチュアルで精神的色彩が強いです。分散したエレルギーを外の世界から自分の中に取り戻します。そして、チャクラを活性化させ、自己忘却の道に至ります。

チャクラ(梵: चक्रcakra; 英: chakra)は、サンスクリットで円、円盤、車輪、轆轤(ろくろ)を意味する語である。ヒンドゥー教のタントラやハタ・ヨーガ、仏教の後期密教では、人体の頭部、胸部、腹部などにあるとされる中枢を指す言葉として用いられる

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

効果

精神的、身体的成長。ストレスの対処や感謝や楽しいといったポジティブな感情を生み出します。

最後に

科学的に効果が実証されているものから、エクササイズ、宗教的スピリチュアルなものまで幅広く網羅できていると思います。世界に無数に存在する瞑想方法は、ほとんどは8種類の派生系です。今回紹介した中で興味がある瞑想方法を調べてもらえれば、求めている瞑想方法に必ず出会えると思います。少しでも瞑想に興味を抱いてもらったなら幸いです。

                                                                                                                               参考:Live&Dare,Life advancer,Medical News Today,Mind Work

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