食事中にできる効果的なマインドフルネスのやり方

HEALTH

はじめに

Conscious life newsにて、食べるマインドフルネスを紹介する記事を見つけました。本ブログでも紹介しましたが、マインドフルネスと言えば、マインドフルネス瞑想が、一番最初に思いつくのではないでしょうか。勘違いしている人も多いと思いますが、マインドフルネスと瞑想はイコールではありません。マインドフルネスを実践する方法として瞑想が利用されているのです。マインドフルネス瞑想は、マインドフルネスを体現する手段として、最適な方法の一つではあるので、そういった認識でも問題はありません。

マインドフルネスを実践するにあたり、共通事項として知っておく事は以下の三つです。

  • 意識に焦点を当てる事
  • 意識を観測する事
  • 平和的である事

マインドフルネスは、基本的に上記の三つを基礎に成り立っていますので、最低限三つの基礎は覚えてください。

マインドフルネスについて、詳しい基本事項などは、下の記事にまとめてあるので確認してみてください。

「マインドフルネス瞑想」初心者が知っておくべき基本と実践方法
マインドフルネス瞑想についての基本的な知識、初心者向けの実践方法を紹介します。マインドフルネス瞑想は、ストレスの解消、睡眠障害の解消などセラピーとしての役割があります。また、学習能力や記憶力など頭がよくなる要素もあります。ビジネスの分野でも注目されているマインドフルネス瞑想を実践する価値はあると思います。

食事とマインドフルネス

マインドフルネスとは、自分の今の意識に集中することです。現代人は、色々と考えることが多く常に思考を続ける事とで、多大なストレスを感じています。

マインドフルネス瞑想は、呼吸に集中する事で、今に対する意識を高めます。食事を使ったマインドフルネスは、味や食感などの感覚に集中する事で、マインドグルネスを実践します。

食事は、人が生きる中でももっとも幸福を感じる行為の一つです。幸福感というのはまさにマインドフルネスを実践して、得たい感覚の一つではないでしょうか。普段の食事で、幸福感・高揚感を感じているでしょうか。時間に追われたり別のことに集中して、あまり関心を持てずにいるのではないでしょうか。

今回紹介する方法を実践して、毎回の食事を通して、マインドフルネスを実践してみて下さい。

マインドフルネス的食事法

Conscious life newsに掲載されているマインドフルネス的食事法です。

  1. プラグを抜く事
  2. 足を床につけて座る
  3. 一度落ち着く事
  4. 味わう事
  5. ゆっくりと食事する
  6. 最後の一口を後悔する前に、満足感を感じて食事を辞める
  7. 食事の後に時間がある場合はゆっくりと散歩する
プラグを抜く事

食事をする際には、スマートフォンなどの電子機器から遠ざかることを推奨しています。もちろんTVは食事の時間には決して、パソコン等の作業も食事からは遠ざけてください。本読みながら、食事をする人もいますが、本読むことも食事をする際は、やめて食事に集中する環境を作ってください。

足を床につけて座る

足には、人間の体の中でも最大級に神経が流れています。足の裏をしっかりと床につけることで感覚を研ぎ澄まし、今を感じる助けになります。

一度落ち着く

食事を撮る前に一旦深呼吸をして、気持ちを落ち着けます。目の前の食事の光景、色香りなどを感じ取って、感覚を研ぎ澄まします。五感に集中することで余計な煩悩から解放されます。食事を取る前に自分の心をまずは落ち着けることが大切です。

ゆっくりと食事をする

子供の頃によく噛んで食べるようにと教わりましたね。子供の頃の教えはマインドフルネスにも効果があります。何度もよく噛んで、食材の食感や味を楽しみ食事だけに集中します。ゆっくりと味わうことで、食事に集中することができます。こうやって、しっかり味わってみると、今まで感じていなかった味や食感に気づきます。いかに普段食事に集中できていないかが分かります。

最後の一口を後悔する前に、満足感を感じて食事を辞める

食事を終える際に、「もっと食べたい」、「もっと味わいたい」と思うことがあると思います。そういった欲望はマインドフルネスにとってよくありません。出された食事に対して、五感を集中させて味わい尽くし、「もっと食べたい」と思うのではなく、「満足した」と思えるような食事を心がけましょう。

食事の後に時間がある場合はゆっくりと散歩する

食後の運動です。普段私たちは、食事を一日3食取らなければいけない義務感みたいなものがあると思います。本来の食事とは「必要だから」、「食べたいから」取るものでなくてはなりません。食後に運動することで、食事で摂取したエレルギーを消費しましょう。必要があって、食事を取る感覚を体に覚えさせます。

また、有酸素運動は、メラトニンの分泌を促しますので、ストレスなどの解消につながります。マインドフルネスとはとても相性がいいので実践してみてください。歩く目安としては1000歩を基準にしてみてください。

メラトニンの働きについてはこちらを参照

第三の目、松果体とは?
松果体とは何か、活性化させることで脳が覚醒し、「第三の目」が発現する。科学的には、メラトニンの言われるホルモンを分泌し、ストレスを軽減したり、快適な睡眠を実現する働きをします。松果体を鍛えるという意味では、メラトニンの分泌を高める方法は存在します。

最後に

マインドフルネスは、瞑想など腰を据える方法以外にも、日常生活の中でも取り入れることが出来ます。今回紹介した食事法はマインドフルネスの一つです。基本的な今に意識を向けるという点では、マインドフルネス全般で変わりありません。食事以外にも幅広い応用が効くと思いますので、是非実践してみてください。

 参考:Conscious life news

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