「自分の知能は生まれつき決まっている」
「どうやったら頭が良くなるんだろう」
上記のように思ったことはありませんか?
私自身、もっと頭が良くなれば人生はもっと楽しめるのにと考えていました。
色々と頭の良さについて調べていくと、最終的に『右脳を活性化させること』にたどり着きました。有名な速読法や勉強法、記憶術は右脳の働きを利用している物がほとんどだったんです。
この記事では、学習能力を上げるためにどうして右脳の働きが必要なのかを説明していきます。簡単にできるフラッシュカードトレーニングも紹介しているので試してください。
右脳の働きと活用方法を知ることで、自分の潜在能力を解放してください。
脳の両半球が十分に働けば、学習能力は飛躍的に向上する
学習能力を向上させるためには、脳の両半球(右脳・左脳)を十分に働かせる必要があることが分かっています。
もし、「右脳を使いがち」「左脳を使いがち」など使い方に癖があるなら脳の両半球(右脳・左脳)を十分に働かせることが出来れば、学習能力を飛躍的に向上させることが出来るでしょう。
Roger Sperryが右脳と左脳に別々の働きがあることを発見した
1968年、Roger Sperryは、脳の両半球(右脳・左脳)には別々の機能があるとする画期的な発見を発表しました。
脳の情報伝達手段は言語ばかり注目されてきましたが、Roger Sperryの発見により右脳のイメージ力が注目されることになります。
左脳は意識的で論理的に思考する
左脳が思考を働かせる時は、
- 意識的で
- 論理的に思考する
ことが分かりました。
意識的とは顕在意識の状況を表します。つまり普段人が自覚している意識で「明日は遊びに行こう」「ご飯は何を食べようかな?」と普通に思考を巡らせている状態です。
左脳の思考は自分が何を考えているかを自覚しながら、論理的に下から積み上げていくように思考を巡らせます。
例えば次の文章です。
「まだ11時なのにお腹が空いた。」
→いつもは朝ごはんを8時に食べる
→今日は早起きしたので6時に朝ごはんを食べた 。
→ だから今日は11時にお腹が空いてしまった。
論理的思考は「まだ11時なのにお腹が空いた。」という結果にたどり着くまでに下から積み上げて思考をします。
右脳は無意識で直感的に思考する
右脳が思考を巡らせる時は
- 無意識で
- 直感的な思考をする
ことが分かりました。
無意識とは、普段自分で知覚できない潜在意識の部分を指します。人間は誰しも潜在意識が常に思考を続けていて、閃きや直感は潜在意識下で脳が考えた末だした結論。
直感的に浮かんだことが案外正しかったりするのは、潜在意識下でしっかりと脳が考えてくれているからです。
例えば、テストの選択問題で初めに浮かんだ選択肢を、後から変えて失敗した経験は誰しもあると思います。初めにパッと浮かんだ選択肢は、右脳の思考が働いているので案外正しいものです。
人間は脳の3%しか使えていない
脳科学分野でよく人間の脳は3%しか使われていないと言われていますが、正確には3%しか意識的に使えていないと表現することが正しいです。
残りの97%は潜在意識として、右脳を介して働かせることが出来ます。
しかし、人は意識的に考える左脳ばかりを多く使う傾向にあるので、右脳に残された97%の可能性を使えていません。
右脳には、
- 驚くような記憶能力
- 直感
- 創造性
があるので、右脳を活用することができれば天才的・超人的能力を獲得することが出来ます。
右脳に隠された超人的な能力
右脳に隠されている能力は
- 写真記憶
- 速読
- スピードリスニング
- 自動精神処理
- 大容量記憶
- 多言語取得
- 数学計算のようなコンピュータ
- 動きの創造性
- 音楽と芸術
- 直感的な洞察
など多岐に渡ります。
上記の能力は潜在意識との関係が強いです。例えば、写真記憶や速読は意識していない部分の視野まで完璧に記憶することが出来ます。
街ですれ違った人の顔や服装などを完璧に思い出すことが出来たり、パラパラとページをめくるだけで本の内容を記憶できます。
潜在意識では、無意識に視界に捉えたり、聴いたりした情報を処理出来ます。作曲家のモーツァルトは曲が一つの立体映像のように見えていたそうです。
他にも天才と言われる作家や芸術家、発明家は考えなくても頭の中に
- 物語
- 映像
- 音楽
- 設計図
が浮かぶと表現します。潜在意識は天才への扉を開く鍵と考えていいでしょう。
誰でも天才的な力を発揮する可能性がある
健康的な脳を持っているなら誰しも天才的な力を発揮する可能性を秘めています。
自分の目をカメラと考えてください。
視覚を通して撮った写真は画像として、右脳の中に整理され蓄積されています。自覚をしていないだけで、右脳の中にはいろんな情報が隠されています。
他の感覚のすべて
- 音
- 匂い
- 味
- 触覚
に感じても同様です。
右脳の大容量記憶能力・自動処理能力は映像など、得た情報を即座に脳の中で整理して保存することが出来ます。
情報を右脳から引き出すためには、アウトプットする練習が効果的です。なんども思い出すことを繰り返すことにより、脳内で記憶への経路が作成されます。
フラッシュカードは思い出す練習には最適
思い出すことを専門用語で「想起」と呼びますが、想起の練習として効果的なのがフラッシュカードを用いたトレーニングです。
フラッシュカードトレーニングの方法は
- 深呼吸をし、何か一点を見つめることでリラックスをして集中する。
- 1秒に1画像の感覚で、画像をすばやく切り替える
- 大体10枚から15枚繰り返す
- すべてのカードを見終わった後どんなカードがあったか思い出してみる
- 絵として書き出すとより効果的
以上が簡単なフラッシュカードトレーニングのやり方です。
高速でインプットする能力と情報を想起する能力を養うことができるのでオススメです。幼児教育で取り入れるとより効果的と言われています。
フラッシュカードトレーニングは、
- スマートフォンアプリ
- 専用の教材
- google検索
を利用する事で誰でも実践することが出来ます。
google画像検索を使ったフラッシュカードトレーニング
googleの画像検索で「動物」と検索すれば、いろんな動物の画像が表示されますので、選択肢して矢印キーで切り替えをすれば簡単にフラッシュカードトレーニングができます。
集中力を高める事やストレスを感じないことが大切なので、自分の好きなキーワードを使って試して下さい。
右脳の使い方を学んで、才能を開花させましょう
いかがだったでしょうか?現代人はは普段から左脳を使いがちですが、もっと右脳を活用すれば頭は良くなります。以下に今回紹介した内容をまとめました。
学習能力を向上さ得るためには、右脳の持つ無意識での思考能力を活用することが鍵になります。
普段からフラッシュカードトレーニングなどで右脳を鍛える事が、脳の力を最大限引き出すことに繋がります。
Whole Brainでは右脳開発トレーニングや脳を活性化させる方法を紹介しているので、フラッシュカード以外の方法を知りたい方はぜひチェックして下さい。
右脳開発であなたの才能を全開させましょう。
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